PEDの法律を読む時は、「合法か違法か」だけで見ると誤解しやすくなります。
同じ化合物でも、医療用途、個人所持、輸入、販売、競技使用では扱いが変わることがあります。
分けて見るべき軸
PEDに関する規制は、最低限以下を分けて確認します。
- 医療用途として承認されているか
- 処方薬として扱われるか
- 個人所持が規制されるか
- 輸入や販売が規制されるか
- 競技団体で禁止物質に入っているか
特にAASは、医療用途がある一方で、非医療目的の所持・流通が強く規制される国があります。
SARMsや研究化合物は、医薬品として承認されていないものが多く、販売形態や輸入の扱いが問題になります。
国や地域で扱いが違う
米国では、AASは規制物質として扱われます。
英国では、AASはクラスC薬物として扱われ、所持と供給で扱いが分かれます。
オーストラリアやカナダでも、処方薬や規制物質として扱われるケースがあります。
EU圏は国ごとの差が大きく、同じ薬剤でも所持、輸入、販売の扱いが変わります。
そのため、海外情報を読む時は、その情報がどの国の法制度を前提にしているかを確認する必要があります。
競技規則は法律とは別
競技スポーツでは、法律上の扱いとは別に、WADAや各競技団体の禁止表が基準になります。
AAS、SARMs、成長ホルモン関連、利尿薬、刺激薬などは、競技規則上の禁止対象になりやすい領域です。
法律上の違法性がない、または医療用途がある薬剤でも、競技では禁止されることがあります。
逆に、競技禁止であることと、刑事法上の違法性は同じではありません。
このサイトでの扱い
このサイトでは、法的判断の代わりになる情報は提供しません。
各ページでは、薬剤や化合物の分類、作用、リスクを整理しますが、実際の所持、輸入、購入、使用可否は国・地域・競技団体ごとに確認が必要です。
PEDを読む時は、身体リスクだけでなく、法的リスクと競技上のリスクも別のレイヤーとして確認します。
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