リガンドロール(Ligandrol, LGD-4033)は、選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARM)の一種である。オスタリンよりも強力なアナボリック作用を持つとされる。
概要
LGD-4033はLigand Pharmaceuticalsによって開発され、筋肉減少症、消耗症、加齢に伴う筋力低下の治療を目的として臨床試験が行われた。SARMsの中でも特に筋肉増強効果が強い部類に入る。
作用機序
骨や筋肉のアンドロゲン受容体に高い親和性で結合し、アナボリック作用を発揮する。オスタリンと比較して受容体への結合親和性が高く、より強い効果が期待される。
効果
- 筋肉量の増加
- 筋力向上
- 骨密度の向上
- 体脂肪の減少
臨床試験(Phase I)では、21日間の投与で用量依存的に除脂肪体重が増加することが確認された。
副作用
- テストステロン分泌の抑制(オスタリンより強い)
- 肝機能数値の上昇
- HDLコレステロールの低下
- 頭痛
高用量では抑制作用が顕著であり、PCTが必要になる場合がある。
法的状況
WADA禁止リストに記載されており、競技スポーツでの使用は禁止されている。FDAは未承認のSARMs含有製品に対して警告を発している。
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