S-23は、選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARM)の一種である。SARMsの中でも特に強力なアナボリック作用を持ち、男性避妊薬としての研究も行われた。
概要
S-23は当初、男性ホルモン依存性前立腺がんの治療や男性避妊薬として研究された。非常に強力なテストステロン抑制作用を持ち、SARMsの中では最もAASに近い効果を持つとされる。
作用機序
アンドロゲン受容体に強力に結合し、筋肉増強と脂肪減少を促進する。テストステロン分泌を強力に抑制するため、単独で使用すると内因性テストステロンがほぼゼロになる。
効果
- 筋肉量の増加
- 脂肪減少
- 筋力の向上
- 筋肉の硬化
副作用
- テストステロン分泌の強力な抑制(ほぼ完全抑制)
- 脂質プロファイルの悪化
- 攻撃性の増加
- 肝機能への影響
S-23は抑制作用が非常に強いため、PCTが必須となる。単独での使用は推奨されず、テストステロンベースとの併用が一般的である。
法的状況
WADA禁止リストに記載されており、競技スポーツでの使用は禁止されている。FDAは未承認のSARMs含有製品に対して警告を発している。
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