ステロイド別PCT

テストステロンベースのステロイド

使用例: テストステロン・エナント酸エステル、テストステロン・シピオン酸エステル、テストステロン・プロピオン酸エステル

  • PCT開始時期: 最後の注射から約2〜3週間後(長エステルの場合)、2〜3日後(短エステルの場合)
  • PCT期間: 4〜6週間
  • 使用薬剤:
    • クロミフェン(Clomiphene, Clomid): 50mg/日
      • 体内のテストステロン生成を促進するために使用されます。
    • タモキシフェン(Tamoxifen, Nolvadex): 20mg/日
      • エストロゲン受容体をブロックし、エストロゲン関連の副作用を軽減します。

ナンドロロンベースのステロイド

使用例: ナンドロロン・デカノエート(デカ・デュラボリン)

  • PCT開始時期: 最後の注射から約3週間後
  • PCT期間: 4〜6週間
  • 使用薬剤:
    • クロミフェン(Clomiphene, Clomid): 50mg/日
    • タモキシフェン(Tamoxifen, Nolvadex): 20mg/日
    • hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン): 週に500〜1000IU(PCT開始前の2週間)
      • hCGは、テストステロンの自然な生成を促進し、精巣の萎縮を防ぐのに役立ちます。

トレンボロンベースのステロイド

使用例: トレンボロン・アセテート、トレンボロン・エナント酸

  • PCT開始時期: 最後の注射から約2〜3日後(アセテートの場合)、2〜3週間後(エナント酸の場合)
  • PCT期間: 4〜6週間
  • 使用薬剤:
    • クロミフェン(Clomiphene, Clomid): 50mg/日
    • タモキシフェン(Tamoxifen, Nolvadex): 20mg/日
    • hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン): 必要に応じて(使用時期はナンドロロンと同様)

オキサンドロロンベースのステロイド

使用例: オキサンドロロン(アナバー)

  • PCT開始時期: 最後の投与から翌日
  • PCT期間: 3〜4週間
  • 使用薬剤:
    • クロミフェン(Clomiphene, Clomid): 25mg/日(比較的低用量)
    • タモキシフェン(Tamoxifen, Nolvadex): 10mg/日(比較的低用量)

特記事項

  1. hCGの使用: hCGはステロイド使用中またはPCT前に使用されることがあり、テストステロン生成を刺激し、精巣の萎縮を防ぐ目的で使用される。PCT期間中の使用は慎重に行う必要がある。

  2. アロマターゼ阻害剤(AI)の使用: アナストロゾールなどのAIは、エストロゲン生成を抑制するために使用される。エストロゲン関連の副作用が強い場合やエストロゲンのリバウンドを防ぐために使用する。詳細は アロマターゼ阻害剤 を参照。

  3. トリプトレリン: PCTで使用されることがあるが、一般的には広く採用されている方法ではなく、特定のケースでのみ使用される。詳細は トリプトレリン を参照。

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