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不安・パニック様症状とAAS/SARMs

AAS/SARMsの精神症状では、怒りよりも不安として出るケースがあります。動悸、胸部不快感、息苦しさ、寝る前の恐怖感、突然のパニック様症状は、薬剤そのもの、睡眠不足、カフェイン、減量、血圧や心拍の変化が重なって強くなります。

AAS使用では依存や離脱期の不調が問題になります[1]。SARMsも未承認製品としてFDAが警告しています[2]

不安として出やすい文脈

公開フォーラムの自己申告では、Equipoise / Boldenone、RAD-140、MK-677、Ostarineで不安やパニック様症状が語られます。Equipoiseでは心臓への不安、RAD-140では急な不安やpanic attack、MK-677では夜間不安や低血糖様の体感、Ostarineでは既存不安の増悪として出ることがあります。

不安が出たときは、精神面だけでなく身体側も見ます。血圧、安静時心拍、睡眠時間、カフェインやヨヒンビンなどの刺激薬、減量幅、E2の上下、ヘマトクリット、胸部症状の有無が同時に関わります。

確認用リンク:

心血管症状と混ざる

動悸や胸部不快感は、不安発作でも起こります。一方で、AAS/SARMs文脈では心血管負担を無視できません。不安だと決めつけて放置するのも、すべてを心臓病だと決めつけてパニックを強めるのも危険です。

特に胸痛、失神、片側のしびれ、強い息切れ、安静時にも続く動悸がある場合は、メンタル対処ではなく医療評価が優先です。

初期対応

  • 刺激薬、カフェイン、睡眠不足、減量幅を同時に見直す
  • 血圧、安静時心拍、睡眠時間を記録する
  • 夜間不安が強い場合は、寝る前のスマホ、トレーニング、食事間隔も確認する
  • 胸部症状や失神感がある場合は、自己判断で済ませない

不安・パニック様症状は、薬剤を続けながら気合いで押し切るほど悪化しやすい症状です。睡眠と刺激薬を戻しても続く場合や、生活機能が落ちる場合は、使用計画そのものを止めて評価する段階です。

出典

  1. Kanayama G, et al. Treatment of anabolic-androgenic steroid dependence: emerging evidence and its implications. Drug and Alcohol Dependence. 2010;109(1-3):6-13. (DOI / Overview)
  2. FDA. FDA warns against use of SARMs among teens, young adults. (fda.gov / 2023 / Overview)