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Equipoiseを足す長期サイクル例

EquipoiseをTestosterone E/Cに足す場合のサイクル例。
ここではTestosterone E/C 500mg/週を20週、Equipoise 400-500mg/週を1-16週だけ入れるケースについて解説する。

サイクル概要

Testosterone E/C 500mg/週を20週入れ、Equipoise 400-500mg/週を1-16週に重ねるサイクル。TestosteroneとEquipoiseは週2回に分けて注射し、17-20週はEquipoiseを切ってTestosteroneだけを残す。

使用するAAS等

Equipoiseはボルデノンのウンデシレン酸エステルで、半減期は約14日と長い。アロマターゼ活性はTestosteroneより低いが、E2が低く出る人がいる。赤血球、ヘマトクリット、血圧、長い残留を同時に評価する薬である。[1][2]

投与スケジュール例

以下は、Testosterone E/C 500mg/週にEquipoise 400-500mg/週を16週だけ足し、Testosteroneを20週まで残すサイクル例。

Testosterone E/CEquipoise投与間隔
1500mg/w400mg/wE3.5D
2500mg/w400mg/wE3.5D
3500mg/w400mg/wE3.5D
4500mg/w400mg/wE3.5D
5500mg/w400mg/wE3.5D
6500mg/w400mg/wE3.5D
7500mg/w400mg/wE3.5D
8500mg/w400mg/wE3.5D
9500mg/w400-500mg/wE3.5D
10500mg/w400-500mg/wE3.5D
11500mg/w400-500mg/wE3.5D
12500mg/w400-500mg/wE3.5D
13500mg/w400-500mg/wE3.5D
14500mg/w400-500mg/wE3.5D
15500mg/w400-500mg/wE3.5D
16500mg/w400-500mg/wE3.5D
17500mg/wなしE3.5D
18500mg/wなしE3.5D
19500mg/wなしE3.5D
20500mg/wなしE3.5D

Equipoiseは効き始めも抜けも遅い。5-8週でE2低下、不安感、関節感、息切れ、血圧が見え始めても、すぐには戻しにくい。
初回では、TestosteroneよりEquipoiseを高くしない方が調整しやすい。

起こりやすい副作用

Equipoiseでは、E2低下、関節違和感、不安感、食欲増加、RBC上昇、ヘマトクリット上昇、血圧上昇、頭痛、息切れが出ることがある。血管感や持久力が良く見えても、血液側の負担が上がっている場合がある。[1][2]

用意するバイアルの数

投与量と総Equipoise量

投与量期間総Equipoise量
400mg/w16w6400mg
500mg/w16w8000mg
400mg/w20w8000mg
500mg/w20w10000mg

基準はEquipoiseを16週で切り、Testosteroneだけを20週まで残す形。20週までEquipoiseを引っ張ると、残留、RBC、血圧の管理が重くなる。

用意するバイアルの数

10mLバイアルを想定した本数。表の本数は総量を満たす最小数。

投与量期間総量200mg/mL300mg/mL
400mg/w16w6400mg4本3本
500mg/w16w8000mg4本3本
400mg/w20w8000mg4本3本
500mg/w20w10000mg5本4本

Equipoiseは長期設計になりやすいため、用意する量も多くなる。濃度が高い製品ほどmLは減るが、PIPや製品品質も分けて確認する。

一回ごとの注射量

週2回、E3.5Dで割った場合のEquipoise単体の1回量。

週量1回量200mg/mL300mg/mL
400mg/w200mg1.00mL0.67mL
500mg/w250mg1.25mL0.83mL

Testosteroneと同じ日に打つ場合、1部位あたりの合計mLが増える。Equipoiseは長く残るため、PIPや血圧が出てもすぐには抜けない。

AI(アロマターゼ阻害剤)の準備・使用

Equipoiseはアロマターゼ活性が低く、E2が低い側へ振れる人がいる。Testosteroneを土台にするためAIは準備するが、関節感、不安、性欲低下が出ている時にAIを増やすと悪化しやすい。

AI(アロマターゼ阻害剤)を投与するタイミング

乳首のかゆみや痛み、むくみ、血圧上昇がTestosterone側のE2症状として出た時点でAIを検討する。Equipoise中に関節違和感や不安感が強い場合、E2管理でいう低E2側を先に疑う。

Equipoiseを外すタイミング

ヘマトクリット、RBC、血圧、頭痛、息切れが悪化する場合、Equipoiseを500mg/wへ上げる場面ではない。低E2症状が強い場合も、Equipoiseを増やすよりTestosterone比率やAIを見直す。

AI(アロマターゼ阻害剤)の選び方

Equipoiseを足す場合でも、AIの基本はアナストロゾール(アリミデックス)から考える。AIの薬剤差はAI(アロマターゼ阻害薬)の選び方で比較している。

出典

  1. Kicman AT. Pharmacology of anabolic steroids (British Journal of Pharmacology / 2008 / Overview)
  2. Schanzer W. Metabolism of anabolic androgenic steroids. Clinical Chemistry. 1996;42(7):1001-1020. (PubMed / NLM / Overview)