経口AASは注射を避けられるため手軽に見える。しかし、手軽さと軽さは同じではない。Anavar、Turinabol、Winstrol、Dianabol、Anadrol、Superdrolでは、水分、出力、食欲、脂質、肝機能、関節の崩れ方が違う。
同じ「終盤に足す経口剤」として混ぜると、何を取りに行くサイクルなのかが消える。
終盤追加で分ける
Anavarは硬さと出力を取りに行く
Anavarは、Testosterone/Masteronのリコンプ型に25mg/dayをトレ前で最初8週、またはTestosterone 500mg/週の終盤4-6週に50mg/dayを足す形で出る。体重を大きく増やす薬ではなく、同じ体重でのレップ、肩や腕の硬さ、血管感を見る。
脂質は軽くない。8週まで引っ張るならHDL、LDL、ApoBが制約になる。25mg/dayで出力が出る人が50mg/dayへ上げても、費用と脂質悪化だけが増えることがある。
Turinabolは水分少なめのサイズと出力
Turinabolは40-50mg/dayを終盤4-6週に置きやすい。Anavarよりサイズとパンプ、Dianabolより水分控えめという中間の役割になる。体重の派手さはDianabolほど出ないが、主要種目のレップ、トレーニング後の張り、脂質、肝機能を見る薬である。
50mg/dayのTurinabolより、20mg/dayのDianabolの方が体感が強い人もいる。派手に感じないから増やす、という判断は肝機能と脂質の悪化を作りやすい。
Winstrolは仕上げ用で関節が制約になる
Winstrolは、イベント前2週に25-50mg/day、コンテスト前4週に25mgを1日2回のような短期仕上げ枠で出る。体脂肪が高い状態では硬さが見えにくく、関節、髪、脂質だけが前に出る。
増量終盤の50mg/day経口枠にWinstrolを混ぜると、体重増と筋量増の目的から外れる。低体脂肪で硬さを出す薬として分ける方が崩れにくい。
水分と体重で分ける
Dianabolは20-30mg/dayでも水分が動く
Dianabolは1-4週のキックスタートで20-30mg/dayを置くと、体重、パンプ、気分、高E2症状、血圧が早く動く。50mg/dayへ上げる前に、顔、腹部、乳首、血圧、睡眠を見た方がよい。
Anadrolは25-50mg/dayで胃と血圧が分かれる
Anadrolは終盤4-6週に25-50mg/dayを足す形で、水分を含むサイズ、強いパンプ、押す種目の出力が出る。食欲が落ちる、胃が重い、頭痛、血圧上昇が出るなら、増量中なのに食えない薬になる。
Superdrolは10-20mg/dayでも短期で重い
Superdrolは2-4週だけ10-20mg/dayを置く短期ピーク型になる。硬い張りと重量は早いが、倦怠感、食欲低下、腰や背中のパンプ、脂質・肝機能悪化が重い。効くから長く使える薬ではない。
経口AASの選択表
目的と外す理由
| 薬剤 | 用量と期間 | 取りに行く変化 | 外す理由 |
|---|---|---|---|
| Anavar | 25mg/dayから、終盤なら50mg/dayを4-6週 | 硬さ、出力、減量中の重量維持 | HDL低下、費用、パンプ痛 |
| Turinabol | 40-50mg/dayを4-6週 | 水分少なめのサイズ、レップ | 脂質、AST/ALT、血圧 |
| Winstrol | 25-50mg/dayを2-4週 | 低体脂肪での硬さ | 関節痛、髪、脂質 |
| Dianabol | 20-30mg/dayを1-4週 | 体重、パンプ、気分 | むくみ、高E2症状、血圧 |
| Anadrol | 25-50mg/dayを4-6週 | 強いパンプ、体重、押す種目 | 食欲低下、胃、頭痛、血圧 |
| Superdrol | 10-20mg/dayを2-4週 | 硬い張り、重量 | 倦怠感、食欲、脂質、肝機能 |