更新: / 作成:

SARMsは注射しないだけで軽くはない

SARMsは注射を避けられるため、AASより軽い入口に見えやすい。Ostarine、LGD、RADという名前も、目的別に選びやすい。
しかし、8-10週でも抑制、脂質、肝機能、PCT、製品品質が同時に出る。経口で始めやすいことと、出口が軽いことは別である。

軽く見える理由

注射がない

注射がないことで心理的な抵抗は下がる。だが、HPTA抑制、HDL低下、ALT上昇、性欲低下は注射の有無では決まらない。カプセルや液体で始められることは、内分泌への負担が小さい証明にはならない。

目的別に選べるように見える

Ostarineは減量維持、LGDはサイズ、RADはドライな筋力という分け方は便利である。ただし、LGDで総テストステロンが大きく落ちる、RADで4週に肝機能が止める、OstarineでEnclomiphene調整が必要になる、といった崩れ方は目的名だけでは見えない。

8-10週で起きる具体例

Ostarineは10週でもSERM調整が入る

Ostarineを7.5mgから22.5mgまで上げる10週例では、減量リコンプとして体重が落ち、見た目と集中が良くなっている。一方で、2週目に精巣痛が出てEnclomipheneを追加し、乳首感で用量を下げている。軽い入口でも、SERM、E2、乳首症状が入ると構成は単純ではない。

LGDは体重より抑制が大きい

LGD 5mg/dayを5週、10mg/dayを4週置いた例では、体重は最終的に1kg程度の増加だったが、遊離テストステロン、総テストステロン、SHBGが大きく落ちている。見た目と筋力が少し伸びても、終了後の戻りが本題になる。

RADは開始前検査があっても4週で止まることがある

RAD 10mg/dayにEnclomiphene 6.25mg/dayを併用し、4週と12週の血液検査を計画していても、4週でALTが大きく上がって中止する例がある。サポートサプリやPCT薬があっても、肝機能悪化の代替にはならない。

血液検査で見えるもの

体感だけでは抑制を判断できない

性欲が落ちない、元気に感じる、トレーニングが伸びるという体感だけでは、LH/FSHや総テストステロンが保たれている証明にならない。開始前、使用中、終了後の血液検査はサイクル中の血液検査サイクル後の血液検査に分けている。

脂質と肝機能は軽い体感とズレる

HDL低下、LDL上昇、AST/ALT上昇は、体感の強さと一致しない。Ostarineで良い減量体感があっても脂質が悪い人はいる。RADでは筋力や硬さより肝機能が先に止めることがある。

PCTと製品品質

PCT薬を持つことは開始条件ではない

Enclomipheneを用意していることは、SARMs使用の安全証明ではない。6.25-12.5mg/dayで性欲や低T感を支えても、SARMs側の脂質、肝機能、睡眠、血圧の問題は残る。

ラベル通りでない可能性がある

SARMsでは、製品がラベル通りかどうかも問題になる。Ostarineのつもりが別成分、LGDのつもりが用量違いなら、体感や副作用の説明が崩れる。血液検査と製品品質の不確実性まで含めて、軽い入口ではなく管理の必要なサイクルとして見る。