基本情報
構造
- 分子式
- C22H19N3O4
- 分子量
- 389.4 g/mol [1]
- 分類
- PDE5阻害薬
性質
- 投与経路
- 経口
- 作用機序
- PDE5阻害によるNO-cGMP経路の増強
- 主な作用
- 陰茎海綿体、肺血管、平滑筋の弛緩
歴史
誕生と医療用途
タダラフィル(Tadalafil)は、PDE5阻害薬として勃起不全、前立腺肥大症、肺動脈性肺高血圧症などの文脈で使われる薬剤です。シアリス(Cialis)の商品名でも知られます。[2]
ボディビル
フォーラムでは、ポンプ感、血流、血圧、性機能の文脈で言及されます。AASそのものではなく、NO-cGMP経路に関わる血管系の補助薬です。
特徴とリスク
特徴
タダラフィルはPDE5を阻害し、cGMP分解を抑えることで平滑筋弛緩を助けます。ボディビル文脈の「パンプ」も、この血管拡張・血流の話から派生しています。[2]
リスク
硝酸薬との禁忌
硝酸薬やNO供与薬との併用は、過度の血圧低下につながるため禁忌です。血圧管理薬や刺激薬を併用するPED文脈では、単独の体感だけで安全性を判断できません。[2]
視覚・聴覚症状
PDE5阻害薬では、視覚異常、聴覚症状、頭痛、ほてりなどが問題になります。症状が急に出る場合は、トレーニング中の不調として流さないことが重要です。[2]
低血圧
血管拡張により低血圧、立ちくらみ、動悸が起こることがあります。ARB、利尿剤、アルコール、脱水が重なるとリスクが増えます。[2]
競技規制上の扱い
タダラフィルは、現在のWADA禁止表では禁止物質として個別指定されていません。競技者では、併用薬や基礎疾患、TUEが必要な処方背景を分けて確認します。[3]
出典
- PubChem: Tadalafil (PubChem / NCBI / Overview) ↩
- DailyMed: Tadalafil tablet (DailyMed / NLM / Overview) ↩
- World Anti-Doping Agency: 2026 Prohibited List (World Anti-Doping Agency / Overview) ↩
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