テルミサルタン

基本情報

構造

テルミサルタンの構造式
分子式
C33H30N4O2
分子量
514.6 g/mol [1]
分類
アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)

性質

投与経路
経口
作用機序
アンジオテンシンII AT1受容体遮断
半減期
約24時間 [2]
主な作用
血圧低下、血管収縮抑制

歴史

誕生と医療用途

テルミサルタン(Telmisartan)は、ARBとして高血圧治療に使われる薬剤です。ミカルディス(Micardis)の商品名でも知られ、アンジオテンシンIIのAT1受容体への作用を遮断します。[2]

ボディビル

フォーラムでは、AAS使用中の血圧管理、心血管ケア、cycle support の文脈で頻繁に言及されます。AASの副作用を消す薬ではなく、血圧という一つのリスク軸に対する処方薬です。

特徴とリスク

特徴

テルミサルタンはAT1受容体を遮断し、血管収縮やアルドステロン関連の作用を抑えます。半減期が約24時間で、1日1回投与に合う薬物動態を持ちます。[2]

リスク

低血圧

血圧が正常または低めの状態で使うと、立ちくらみ、倦怠感、失神リスクが出ます。AAS使用中の血圧だけを見て、休薬期や減量期の血圧を無視すると過剰になります。[2]

腎機能とカリウム

ARBは腎機能、カリウム値、利尿剤やNSAIDsとの併用に注意が必要です。脱水、DNP、利尿剤、強い発汗があるPED文脈では、腎前性の負担も重なります。[2]

妊娠禁忌

レニン・アンジオテンシン系に作用する薬剤は妊娠中に胎児毒性のリスクがあります。処方薬としての禁忌と警告を軽視できません。[2]

競技規制上の扱い

テルミサルタンは、現在のWADA禁止表では禁止物質として個別指定されていません。競技者では、血圧治療としての処方背景と、併用する利尿剤や他の禁止物質を分けて確認します。[3]

出典

  1. PubChem: Telmisartan (PubChem / NCBI / Overview)
  2. DailyMed: Micardis telmisartan tablet (DailyMed / NLM / Overview)
  3. World Anti-Doping Agency: 2026 Prohibited List (World Anti-Doping Agency / Overview)
作成: