性ホルモンは、血液中でタンパク質に結合した分画と、結合していない遊離型に分かれて存在します。総濃度、遊離型、生物学的利用可能分画は同じ意味ではありません。[1]
テストステロン、DHT、エストラジオールでは、主にSHBGとアルブミンが関わります。
主な分画
| 分画 | 内容 |
|---|---|
| SHBG結合型 | SHBGに高親和性で結合した分画 |
| アルブミン結合型 | アルブミンに低親和性で結合した分画 |
| 遊離型 | 血中タンパク質に結合していない分画 |
SHBG結合型は比較的強く結合しており、遊離型やアルブミン結合型とは扱いが異なります。アルブミン結合型は結合が弱く、遊離型と合わせて生物学的利用可能分画として扱われることがあります。
SHBG
SHBGは性ホルモン結合グロブリンです。テストステロン、DHT、エストラジオールなどに高親和性で結合します。[1]
SHBG濃度が変化すると、同じ総テストステロン値でも遊離型の割合が変わります。SHBGは年齢、肝機能、甲状腺機能、肥満、インスリン抵抗性、性ステロイド環境などの影響を受けます。
アルブミン
アルブミンは、性ホルモンに低親和性で結合します。SHBGに比べて結合が弱いため、アルブミン結合型は組織への利用可能性を考えるときに遊離型と合わせて扱われることがあります。
遊離型
遊離型は、血中タンパク質に結合していない分画です。遊離型の割合は、総濃度、SHBG濃度、アルブミン濃度に影響されます。
遊離テストステロンは直接測定または計算により推定されますが、測定法や計算式により値が異なることがあります。
プロゲステロン
プロゲステロンも血中でタンパク質に結合します。主にアルブミンやコルチコステロイド結合グロブリンが関わります。
出典
- Endotext: Androgen Physiology, Pharmacology, Use and Misuse (Endotext / NCBI Bookshelf / Overview) ↩
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