各国の医薬品規制と包装の特徴

はじめに

各国の医薬品規制は包装に固有の特徴を生み出しており、これらの特徴は偽造品を見分ける貴重な手がかりとなる。偽造業者はこれらの詳細を再現することが難しいことが多い。

米国

規制

  • アナボリックステロイドはSchedule III規制物質
  • パッケージに「CIII」タグの表示必須

包装の特徴

  • ラベルは剥がしにくいように設計されている(全面強粘着、大きな一片では剥がれない)
  • 有効期限のインクは濡れた指で擦っても滲まない
  • 錠剤/カプセルには固有の識別マークがあり、Poison Control Centerのデータベースで確認可能

注意点

正規の米国医薬品は闇市場ではである。米国製と称する製品は特に注意が必要。

イタリア

包装の特徴

  • ラミネート加工された表面に、赤と黒の印刷が入った白いステッカーが貼られている(剥がして書類に貼付可能)
  • 以下の略語が使用される:
    • Prep. — 製剤(調製番号)
    • Scad. — 有効期限
    • Del. — ロット番号
  • 英語表記がある場合は偽造品の可能性が高い

ギリシャ

包装の特徴

  • 書類用に、ラミネート面にステッカーが貼られている
  • UVライト下で透かしが浮かび上がる
  • 2024年現在、この透かしを再現した偽造品は確認されていない

スペイン

包装の特徴

  • 箱にバーコードエリアがあり、切り取り線で切り離せるものもある
  • 以下の略語が使用される:
    • Lote — ロット番号
    • Cad. — 有効期限
  • 多くの箱に点字表記が含まれている

ポルトガル

包装の特徴

  • バーコードと価格表示のある長方形エリア
  • ミシン目で切り取れるようになっていることもある
  • 以下の略語が使用される:
    • Lote: — ロット番号
    • Val. Ate: — 有効期限

フランス

包装の特徴

  • 箱の表面に長方形のステッカーが貼られている
  • パッケージには特徴的な緑と赤のボックスエリアがある

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