Darbepoetin alfaは、長時間作用型の赤血球生成刺激薬です。
EPO受容体を介して赤血球生成を刺激します。[1]
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | 赤血球生成刺激薬 |
| 作用点 | EPO受容体 |
| 投与経路 | 注射 |
| PED分類 | 持久力向上薬 |
| WADA | S2 |
特徴
Epoetin alfaより半減期が長い製剤として使われます。
作用の中心は赤血球生成であり、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血液粘度と関係します。[1]
PED文脈では、持久力向上や酸素運搬能のために語られますが、実際の評価対象はHb/Hct、血圧、血栓、心血管イベントです。赤血球を増やす方向の薬剤は、AASでヘマトクリットが高い状態と重なるとリスク評価がさらに難しくなります。[1]
リスク
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 血液 | ヘモグロビン、ヘマトクリット上昇。[1] |
| 血栓 | 静脈血栓塞栓症。[1] |
| 心血管 | 心筋梗塞、脳卒中、死亡リスク。[1] |
| 血圧 | 高血圧。[1] |
| 競技規制 | WADA禁止表ではEPOおよび赤血球生成刺激薬はS2文脈で禁止対象になる。[2] |
見るべき指標
Darbepoetin alfaは体感や持久力だけでは評価できません。Hb、Hct、血圧、安静時心拍、フェリチン/鉄代謝、血栓症状を合わせて見ます。ヘマトクリットが高いAASユーザーでは、EPO系薬剤の重複リスクを別枠で扱います。[1]
出典
- DailyMed: Aranesp - darbepoetin alfa (DailyMed / NLM / Overview) ↩
- World Anti-Doping Agency: 2026 Prohibited List (World Anti-Doping Agency / Overview) ↩
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