内分泌・代謝への作用

PEDの内分泌・代謝作用は、アンドロゲン系、GH/IGF-1系、血糖系、甲状腺系、食欲調節系に分かれます。

HPTA軸

AAS、SARMs、プロホルモンは、アンドロゲン受容体とHPTA軸に関係します。外因性アンドロゲンやAR作動性化合物では、内因性テストステロン、LH、FSH、SHBG、エストラジオールなどが関連します。

GH/IGF-1系

Somatropin、GHRH類似体、GHRP、MK-677、IGF-1 analogsは、GH/IGF-1軸に関係します。GHはIGF-1産生、脂質代謝、糖代謝、体液、軟部組織に影響します。[1]

血糖

インスリン製剤は血糖低下を起こします。インスリン過量では低血糖と低カリウム血症が問題になります。[2] GH/IGF-1系、MK-677、メトホルミン、甲状腺ホルモンも糖代謝の文脈に入ります。

甲状腺ホルモン

T3は甲状腺ホルモン受容体を介して代謝、心拍、体温、タンパク質代謝に作用します。甲状腺ホルモンは核内受容体として遺伝子発現を調節します。[3]

食欲・体重

CyproheptadineはH1受容体・セロトニン受容体、Megestrolはプロゲステロン受容体に関係し、食欲や体重増加の文脈で扱われます。MK-677やGHRP-6もグレリン受容体を介して食欲に関係します。

出典

  1. Endotext: Normal Physiology of Growth Hormone in Adults (Endotext / NCBI Bookshelf / Overview)
  2. DailyMed. Insulin lispro injection. (DailyMed / NLM / Overview)
  3. Endotext: Cellular Action of Thyroid Hormone (Endotext / NCBI Bookshelf / Overview)
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